松原剣道・剣友会


松剣物語

松剣物語

6.関東小学生剣道練成大会

またまた、過日とても良いことがありました。

4月13日は、日本武道館で、関東小学生剣道練成大会がありました。松原剣道からは35人もの4・5・6・中学1年生が参加しました。私は審判、竹内君が元立ちをしてくれました。

この大会は故山下先生という一風変わった小学校の校長先生が、日本武道館が出来て間もない頃に始めた大会です。沢山の子供達に日本武道館という憧れの地で試合を体験させ、多くの子供達に賞状をあげ、良い思い出を作ってあげたいとのお考えで、始められた大会です。

最初の頃は4・5千人もの子供達が参加していました。松剣はこの大会に20年以上も前から参加していますから、先輩達のほとんどが思い出に残る大会だと思います。最近は参加者が随分減っていますが、それでも今年の出場選手は2800人でした。

この大会では男女、経験年数、身長、1週間の稽古回数等を基準に8人毎のブロックに分けて試合をさせ、2試合勝つと優良賞、3試合勝つと優秀賞という賞状がもらえます。したがって、普段選手でない子や、賞状をもらったことのない子も4人に1人は賞状をもらうことが出来る大会です。

今年の松剣は大活躍で、なんと優秀賞を3人、優良賞を11人もの子供がもらったのです。多分、松剣がこの大会に出場して最高の成績ではないかと思います。子供達も親御さん達も大喜びでした。最近特に松剣の稽古が厳しくなった訳でも、誰か指導者が増えて頑張ってくれている訳でもありません。

「なぜ」と考えた時、やはり30周年記念行事の実施が子供達にもとてもよい刺激になっているような気がします。それに中学1年生や6年生の頑張りや、私自身が感じている「日々是好日」の思いが子供たちにも少し良い影響を与えているのかもしれませんね。