松原剣道・剣友会


団員の作文

団員の作文

剣道について
― 5年 関口 輝 ―(平成25年度全日本剣道道場連盟主催 作文体験発表)

ぼくが剣道を始めたきっかけは、小さい時から戦うようなものが好きだったからです。母から聞いた話です が、その頃は、サッカーや野球には興味がなかったようです。

年がはなれた姉のクラブの試合に行くと、となりの会場では剣道の試合をやっていました。ぼくはその時、 これだと思いずーっと見ていたそうです。すぐにやりたいと言っていましたが、まだ小さかったのでぼくは、小学一年生から始めました。

その年の草加市剣道大会で新人賞をとりました。その時は、ぼくは何をしているかも分からずメダルを持って帰りましたが、新人賞は一生に一度の賞だと後から聞きうれしくなりました。

松原剣道では、毎年合宿に行っています。一年生の時、初めての合宿ではさみしい思いもしましたが、その後は楽しい思い出ばかりでした。

今年は副班長をやる年になり目標は、みんなをまとめる事でしたが、小さい子が多かったのでとても大変でした。ですが一つだけいい事がありました。それはカレーライス作りです。一班はカレーにトマトの缶づめを入 れ1位でした。なぜ1位だったと言うと各班で、一つかくし味を入れるという松剣のテーマでぼくは、トマトの缶づめを思いつきました。そしてみんなで協力して一生けん命作ったからだと思います。

けい古は、一打一打を大切にしていきます。そして、面を打つ時きれいに入るようにする事と、大きな声を 出して試合に臨むためにふだんから心がけています。

低学年の時は、試合の時に相手の竹刀がむかってくると、とてもこわくて受けてばかりいました。でも今は 相手の出方を見ながら試合をやっています。今度は、相手を見ながら自分から動いていきたいと思います。

ぼくは、剣道をやってよかった事は、ふつうでは体験出来ない朝けい古です。暑中けい古寒けい古では、毎日続いて泣きながらでしたが、いつの間にか楽しく気合いを入れられるようになりました。この朝けい古を通して、自分に自信をつけたいと思います。