松原剣道・剣友会


団員の作文

団員の作文

協力する気持ち
― 6年 田上詩織 ―(平成25年度全日本剣道道場連盟主催 作文体験発表)

私は剣道を始めて、五年半になります。そのあいだで体験したことは、合宿、暑中稽古、寒稽古、高学年から始まる 木曜の朝稽古、せいけんはい、リーダー研修会、団員みんなでやる夏まつり、全国大会出場など、本当に多くの事を 経験することができました。

今年の合宿では、今回初めて班長をやりました。私一人ではみんなをまとめることができませんでしたが、高学年や 副班長が、協力してくれて小さい子をまとめるのが大変な時にきづいて協力してくれたのがとてもありがたいと思いま した。

リーダー研修会では、知らない子達と二日間稽古を共にしました。同室の友達は知り合いもいましたが、みんなで仲 よく過ごすことができ、たくさんの新しい友達ができました。それにふだん接することのない先生方にも色々な事を教えていただきました。

団員みんなでやる夏まつりは、お母さん達が中心になってまつりの準備をします。まつりの当日は子供達も一緒に店 にでて品物を売る手伝いをします。その時、小さい子ががんばって声を出して「いらっしゃいませー。」といってくれたり、 ふだんなかなか稽古にこられない先ぱい方も手伝いにきてくれて、お店を盛りあげてくれるので、とてもたすかりました。

また、全国大会に出場するにあたり、新しい出会いがありました。長崎県の真崎道場です。大会前日長崎から来てすぐに合同稽古会をしました。同学年の女の子達もいました。その子達と声をかわし、友達になることができました。それ もまた、真崎道場の協力があってこそだと思います。

私は今までの経験をふりかえってみると、いろんな人と出会い協力したり、助けられていることで、今まで剣道を続けて これたんだと思いました。

試合会場では、一対一です。自分一人での戦いです。ですがそこまでいくためには、多くの人達の協力があってできる ことだと思います。 私が所属している道場での終わりのあいさつは、「先生方に礼・正面に礼・先ぱい方に礼・お父さん、お母さん方に礼・ おたがいに礼」です。そのように、感謝をする気持ちを大切にし、これからは、私がたくさんの人々に協力してあげたい です。