松原剣道・剣友会


団員の作文

団員の作文

剣道をやってきて
― 石塚 大惇 ―(平成20年度全日本剣道道場連盟主催 作文体験発表)

僕が剣道をはじめたきっかけは、お父さんがやっていて、家に竹刀や防具があってそれをつけていつか竹刀を振ってみたい、そして強くなって子供ができたたら一緒に剣道を続けて行きたいからです。

僕が剣道を始めたのは1年生のころで始める前にお父さんと素振りをやったりしていたので少しは分かっていると思っていましたが、本当の剣道は、お父さんとの稽古ほど甘くありませんでした。

最初、南先生から大きな声を出すことや、挨拶をすること、履物をそろえて片付けること、そして、道場には神様がいることを教えてもらいました。

また、五戒という、神様小川忠太郎先生が残してくれた、一、うそをついてはいけない。一、なまけてはいけない。一、やりっぱなしにしてはいけない。一、わがままをしてはいけない。一、人にめいわくをかけてはいけない。や、平常心についても教えてもらいました。ぼくには、まだ、平常心の意味が良く分かりません。

稽古のとき、試合のときにいつも心の中に平常心、平常心と思っていれば、何十年もたったらいつか分かると言うことです。2年生では月に一回の月例大会で5人を勝ち抜き優勝しました。そのときは、夢のようにうれしかったです。3年生のころには、増田先生と特別掛かり稽古をしてメタメタにされた時もありました。

その時はあまり、試合にも勝てず、くやしい思いで 3 年生を終えました。4年生では、号令をする役目があります。最初はとても緊張しましたが、だんだんにおなかの中から声が出るようになってきて号令が気持ちよくなりました。このときの月例大会では準優勝しました。この時も、うれしかったです。そして、今の5年生、もう、後輩のめんどうを見る学年です。

今、ぼくたち 5・6年生は清虔杯にむけて基本練習をがんばっています。基本というのは一本一本を正確に打つことが大切なので、そこのところを気をつけていきたいと思います。

つらいことや苦しいこともありましたが、剣道を続けていて良かったと思います。これからもさらに稽古を積んで強くなりたいと思います。