剣
道剣道のお話
剣道のお話
夢
名誉師範 友川 紘一
夢について
人生の基本は、第一に「健康」であります。
「健全な身体に健全な精神が宿る」と言われます。 健康に留意しつつ、「堀口大学(詩人)」の訓えにある「言葉は浅く心は深く」し、大言壮語せず「夢」を持ってそれぞれの道に向かって進むことが出来るのではないでしょうか。
「儚い夢」というマイナス志向ではなく前向きな気概でもって「夢はでっかく、根は深く」、夢は勇気と希望を与えます。
つらい時もあきらめず、希望を持って頑張りましょう。
「継続は力なり」と言われますが、努力は必ず報われるという「意識」、および不可能を可能にするには、強い意志と強い信念を持って「夢」をあきらめないで常に「意識」して事に臨めば道は開けるのであります。
米沢藩主「上杉鷹山公」は、「為せば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」と訓えています。
人間やろうと思えばどんなことでも出来る、出来ないのはやらないからである。やれば出来るという気概で努力しましょう。
「立ち止まり 振り返り 今日もいく 一筋の剣の道」
いわゆる常に反省をしながら「夢」に向かって一歩一歩「剣の道」を邁進しましょう。