松原剣道・剣友会


団員の作文

団員の作文

剣道を通して学んでいること
― 山本 美羽 ―(平成21年度全日本剣道道場連盟主催 作文体験発表)

私は、一年生から剣道を始めました。私の家族は、おじいちゃんやお父さん、お兄ちゃんが剣道をやっています。初めお父さんに勧められ剣道を見に行きました。初めは、やりたくありませんでした。だけどお兄ちゃんの試合を見に行き、剣道をやることにしました。

初めての試合は、剣道大会の基本の部でした。私は、すごくきんちょうしてしまいました。だけど先輩のお兄さんやお姉さんたちに「ガンバレ」「落ち着いて」など勇気づけてもらいました。私は、準優勝をすることができました。すごくうれしかったです。

初めて面を着けての試合の時、うまく動けたりできず負けてしまいました。私は、同じ団の女の先輩の試合を見て強くなりたいと思いました。だけど私は、女の先輩のように動けないし、早く打てません。後から入ってきた人にも勝てず、すごくなやみました。お父さんに相談してみたら、一回でも多く人よりもけい古をがんばりなさいと言われました。それからけい古を休まないようにがんばりました。

高学年に入ってからは、男の子の打つ強さに私の打つ強さでは勝てず、すごくなやんでいます。剣道は、やればやるほどちがうなやみが出てきます。それは、強くなって勝ちたいからだと思います。そんなとき、面をつけた回数だけ強くなるのだからがんばりなさいと女の先生に教えてもらいました。私は、試合のメンバーに選ばれることが少ないので試合に出ている人より面を着けている数が少ないと思い、話してくれたことが分かった気がしました。

今、剣道をやっていてけい古が始まる前は、気が重く、けい古中はきつくていやなときもあります。だけどけい古がおわった後のすっきりした気持ちは、とても大好きです。

今回草加支部から、埼玉県の女子の強化メンバーに選ばれ、女の子だけで練習をする機会が出てきました。女の子でもとても強く打ったり、早く動いたりする人を見ると私ももっとがんばらなくちゃいけないと思いました。こんな機会ができたし、もっともっとがんばっていきたいと思います。

私は、大きな声を出すことと、ふりかぶりをまっすぐにすることを心がけています。目標は、埼玉県でも上位に入って五年生全員で全国大会にいきたいです。