松原剣道・剣友会


団員の作文

団員の作文

ぼくと剣
― 橋本 幸也 ―(平成20年度全日本剣道道場連盟主催 作文体験発表)

僕が剣道を始めたきっかけは南先生が真剣を見せてくれて色んな話をしてくださった時、ぼくの心が動いたからです。最初は、お兄ちゃんが剣道をやりたいと言い出したので松原剣道の稽古を見学しについて行っただけでした。稽古場に入ると何だか、汗臭くて気持ちが悪くなってしまいました。でも、南先生が僕が小学校1年生だと言うことを知るとちょうどいい年だから一緒に剣道を始めないかと言われました。それで僕は体験で入団しました。南先生のお話の中で3つの気を教えてもらいました。それは、「元気」「やる気」「その気」です。剣道は他のスポーツとはだいぶ違って「道」を極めるものなのだなと、思いました。まだ、「道」を極めると言うことがどういう事か良く分かりませんが、大人になったら分かるようになりたいです。

松原剣道に入団すると初めはドッチボールなどもあって楽しかったです。でも、楽しいことばかりではありませんでした。夏には暑中稽古、お正月明けには寒稽古があって、朝早く起きなければならないし、さらに、寒稽古は床がとても冷たくて、行きたくなくなってしまいます。 8日間連続で行くのはとてもきついけど五年目の今までずっと皆勤しているので、それだけは自慢できると思います。

ただ、僕はあまり強くはなくて、4年生の秋の試合まで1度も勝った事がありませんでした。初めて勝ったときはとてもうれしくて、少し自身が持てました。そして、もっと強くなりたいと思いました。

4年生の3学期ごろからは、いろいろな道場に出稽古行き松原剣道の稽古とはまた違った体験ができてよかったです。今度は、ぼくたち5年生4人が力を合わせてがんばって行く番です。今は、4年生に負けてしまうくらいで、少し情けないけど、声を出して一生懸命稽古をし、力をつけて行きたいです。