松原剣道・剣友会


団員の作文

団員の作文

黒澤 秀史
(平成18年度全日本剣道道場連盟主催 作文体験発表)

平常心、僕は、この言葉が好きです。僕が通っている松原剣道も平常心が書かれた団旗です。

僕は幼稚園の年長から剣道を初めて6年生までやっているのでもう7年もやっています。最初の頃は楽しいなと思っていました。だけど、やっぱり人生そんなに甘くない。4年生位の時試合にも出れず、寒稽古や朝稽古がいやになって剣道やめようかなと思ったときもいっぱいありました。

そんなこんなで1年がたち僕は5年生になり僕は5年生になって試合にも良く出れるようになりました。5年生の夏ぐらいには剣道に入ったばかりの新人の頃の気持ちが戻ってきた気がしました。その気持ちのおかげなのか暑中稽古、寒稽古、朝稽古までも皆勤することが出来ました。

そして僕は6年生になって、4年生の頃の僕では想像できないなんと主将になりました。それから僕たち松原剣道は全国大会の予選に出場しました。チームみんなの活躍により、見事全国大会に出場することが出来ました。その後も僕たちは練習を積み重ね、予選から1ヶ月と2日後、全国大会に出場しました。だけど、緊張のせいか1回戦敗退という残念な結果に終わりました。その時、平常心を思いだしました。緊張やあせりが平常心を忘れ、1回戦敗退という結果にしたんだと思います。

それから1ヵ月後苦しい夏合宿を終え、みんなたくましく成長しました。大会はまだまだありますが、苦しい夏をすごしたからこそがんばれます。

そもそもなんで僕は剣道に入ったんだろうかと思うことがあります。昔から僕は正義のヒーローみたいなものが好きでした。それに僕は刀に興味があったので、刀と正義のヒーローを合わせて、剣道に結びついたんだと思います。

そのおかげで、楽しいことも、嬉しいこともあったし、苦しいこともありました。友達も出来、自慢できることもたくさん出来ました。たぶん、いや、絶対剣道をやっていなかったらこんな自分はなかったと思います。

剣道を教えてくれた先生方、剣道をやらせてくれたお母さんや、お父さんに感謝してこれからもずっとずっとずっと、剣道を続けて行きたいと思います。僕の剣道の道はいつまでも続いています。

今はまだ序章です。これからも苦しいことや悲しいことがたくさんあると思います。でも、剣道で学んだことを生かして乗り越えていき、更なる高みを目指し、平常心を忘れないで進んで行こうと思います。僕の剣道の道はどこまでもどこまでも続いています。